牢死
ろうし
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
dying in prison
文例 · 用例
川春の宇三郎は死罪、富蔵は吟味中に牢死、出前持ちふたりは追放だとおぼえています。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
それから間もなく牢死した。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
竜池の贔屓にした七代目団十郎は、この年六月二十二日に江戸を追放せられ、竜池の親しい友為永春水はこの年七月十三日に牢死した。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
件の悪党、自分にくれた物と思い、その樹林を伐採して売りしを、盗伐と称え告訴し、二人入獄、一人は牢死せり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
お六と勇二は前にも申す通り、どっちも疵の経過が悪く、吟味が済まないのに、二人ともに大熱を発して牢死してしまいましたので、その死骸は塩詰めにして日本橋に三日晒しの上、千住で磔刑に行なわれました」
— 大森の鶏 『半七捕物帳』 青空文庫
兎欠脣の定吉という奴も、そのあくる年の正月にやっぱり酒の上で喧嘩をして、相手に傷を付けたので、吟味中に牢死しました。
— 人形使い 『半七捕物帳』 青空文庫
おはまは其の日に鉄漿をつけたばかりで、まだよく乾いていなかったと見えます」「それから其の女はどうなりました」「無論に死罪の筈ですが、上でも幾分の憐れみがあったとみえて、吟味相済まずというので、二年も三年も牢内につながれていましたが、そのうちにとうとう牢死しました。
— 少年少女の死 『半七捕物帳』 青空文庫
その吟味中に勇蔵は牢死した。
— 二人女房 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、無念の思いを抱いたまま、異国の地で牢死したと伝えられている。
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劣悪な環境の獄中で、多くの政治犯が病にかかり牢死した。
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終身刑を宣告された彼は、二度と外の世界を見ることなく牢死する運命だった。
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