悼辞
とうじ
名詞
標準
funeral address
文例 · 用例
他から鄭重に悼辞を言はれると、奈何して俺は左程悲しくないだらうと、それが却つて悲しかつた事もある。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
その追悼式を、中学の図書室で挙げた時、制帽をかぶった能勢の写真の前で悼辞を読んだのは、自分である。
— 芥川龍之介 『父』 青空文庫
「君、父母に孝に、」――自分はその悼辞の中に、こう云う句を入れた。
— 芥川龍之介 『父』 青空文庫
勇は平気な面をして、自分が先に立って焼香もすれば人の悼辞も受ける。
— 壬生と島原の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
たとえば、妙恵の追善にしても、その諷誦文(悼辞)は、自身が親しく筆をとっていた。
— 筑紫帖 『私本太平記』 青空文庫
こういう現象は普通の気象学の書物などには書いてないことで、果して颱風と直接関係があるかないかも不明であるが、しかし土佐の漁夫の間には昔からそういう現象が知られていて「とうじ」という名前までついているそうである。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
もっと家の中を、きれいに、きちんとしておくほうが、ほんとうじゃないですかね?
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『空とぶトランク』 青空文庫
いや、あれはほんとうじゃなさそうですよ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
故人を偲び、友人が感動的な悼辞を述べた。
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葬儀で読まれた悼辞は、故人の人柄をよく表していた。
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彼は言葉を選びながら、心を込めて悼辞を読み上げた。
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