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湯治

とうじ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #34113 · 青空 542
1
標準
hot-spring cure
文例 · 用例
就中、信州の渋とか湯田中といふやうな百姓めいた温泉、言はば「田舎者の湯治場」といつた感じのする所は何より嫌ひだ。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
尤も野州の那須のやうに、温泉場としては、代表的な「田舎者の湯治場」でありながら、自然としては極めて明快な高原的眺望をもつた所もある。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
つまりそれは、田舎の湯治場にみる「賑やかな陰気さ」の反対である。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
峠が上り下りして、森らしくなる、杜鵑がしきりに啼く、湯治の客が、運んだ飜ぼれ種子からであろうが、栂の大木の下に、菜の花が、いじけながらも、黄色に二株ばかり咲いていた、時は七月末、二千|米突の峠、針葉樹林の蔭で!
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
左りながら折ふし地方遊説などゝて三|月半年のお留守もあり、湯治塲あるきの夫れと異なれば、此時には甘ゆる事もならで、唯徒らの御文通、互ひの封のうち人には見せられぬ事多かるべし。
樋口一葉 われから 青空文庫
都会から来た避暑客は、既に皆帰ってしまって、後には少しばかりの湯治客が、静かに病を養っているのであった。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
概して文化の程度が低く、原始民族のタブーと迷信に包まれているこの地方には、実際色々な伝説や口碑があり、今でもなお多数の人々は、真面目に信じているのである、現に私の宿の女中や、近所の村から湯治に来ている人たちは、一種の恐怖と嫌悪の感情とで、私に様々のことを話してくれた。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
」と云ひながらうちはをもってちゃうど大天狗が文化的湯治に来たといふかたちでさっさと引き上げてしまった。
宮沢賢治 一九三一年度極東ビヂテリアン大会見聞録 青空文庫
作例 · 標準
病気の療養のため、山奥の温泉地で湯治をすることにした。
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湯治の効果で、長年悩まされていた関節痛が改善された。
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祖父は毎年冬になると、湯治に出かけて体の疲れを癒していた。
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ウィキペディア

湯治(とうじ)とは、温泉地に長期間(少なくとも一週間以上)滞留して特定の疾病の温泉療養を行う行為である。日帰りや数泊で疲労回復の目的や物見遊山的に行う温泉旅行とは、本来区別すべきである。

出典: 湯治 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0