等時
とうじ
名詞名詞-の形容詞
標準
isochronous
文例 · 用例
振り子のごとき週期的の運動に対する触感と自分の脈搏とを比較して振動の等時性というような事を考え時計を組み立てる事は可能であるかもしれぬ。
— 寺田寅彦 『物理学と感覚』 青空文庫
上司氏の考へでは、成るべくなら日本にある時計といふ時計を、自分の有つてゐるベネツト製の上等時計に合はせておきたかつたのだから、それにはこんな恰好な機会はなかつた。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
例へば紀元節、神武天皇祭等時日一定せる者は論を俟たず、氷店を夏とし焼芋を冬とするも可なり。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
……それで仲間の奴等時々私を揶揄いやがる。
— 徳田秋声 『躯』 青空文庫
が、さういふ特殊世界は、最早、何等時代に貢献する力もなく、早晩内部的に崩壊するでありませう。
— 岸田國士 『中野重治氏に答ふ』 青空文庫
だから時間の規定――例えば同時とか前後とか時の進み(等時性)とか――が空間の規定によって変化を蒙るなどということは無論あり得ないと考えられて来た。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
処が今は、同時とか前後とか等時性とかいうことが、どういう空間系を採用するかによって別々に決まって来るということになったのである。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
こういう現象は普通の気象学の書物などには書いてないことで、果して颱風と直接関係があるかないかも不明であるが、しかし土佐の漁夫の間には昔からそういう現象が知られていて「とうじ」という名前までついているそうである。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
作例 · 標準
振り子の運動は、ほぼ等時性を示し、正確な時計の基礎となった。
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彼は等時の法則を発見し、科学の発展に貢献した。
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この装置は、等時の振動を利用して精密な時間を計測する。
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