祭文
さいぶん異読 さいもん
名詞
標準
address to the gods
文例 · 用例
村の或家さ瞽女がとまったから聴きにゆかないか、祭文がきたから聴きに行こうのと近所の女共が誘うても、民子は何とか断りを云うて決して家を出ない。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
「ハハァ、天狗様が祀ってあるのだな、これは御挨拶を申さずばなるまい」と、そこで髯将軍は恭しく脱帽三拝し、出鱈目の祭文を真面目|臭って読み上げる。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
祭文にも歌にも及ばぬ。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
』『よく師匠にかくれて、祭文を聴きに行つたもんですな。
— 田山録弥 『百日紅』 青空文庫
『さうでしたね、あの広場で、よく祭文をやる男がゐましたツけ。
— 田山録弥 『百日紅』 青空文庫
社の中の広場――『よく祭文を聴きに来たところだ。
— 田山録弥 『百日紅』 青空文庫
緑雨の竹馬の友たる上田博士も緑雨の第一の知己なる坪内博士も参列し、緑雨の最も莫逆を許した幸田露伴が最も悲痛なる祭文を読んだ。
— 内田魯庵 『斎藤緑雨』 青空文庫
するとデロレン祭文が出来る(これは浪花節の元です)。
— 佐竹の原繁昌のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
作例 · 標準
神前で厳かに祭文が読み上げられた。
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祭文には、神への感謝と祈りが込められている。
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古代の祭文は、独特の言い回しが多い。
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