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魔酔

ますい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
absorption (in an activity)
文例 · 用例
貴様は定めし不思議なことと思って居るでしょうが、実は世間に有りふれたことで、苦悩を忘れたさの魔酔剤に用いて居るのです。
国木田独歩 運命論者 青空文庫
自分は現代の若い人々の中で最もすぐれた頭脳をもった人たちが、この大きな意義のある仕事に目をつけて、そうして現在の魔酔的|雰囲気の中にいながらしかもその魔酔作用に打ち勝って新しい領土の開拓に進出することを希望してやまないものである。
寺田寅彦 映画芸術 青空文庫
続いてはただ不可思議極るあらゆる官能と神経の陶酔から殆ど救はれ難き自己魔酔にまで、迷眩させられて了つた。
北原白秋 「白秋詩集」序 青空文庫
僕は、捕虫網と毒瓶と魔酔薬と展翅板と解剖器と標本箱の類ひを槍や楯のやうに抱へ込み、そして一てうのギターを背中につけて逃げ伸びて来た。
牧野信一 ベツコウ蜂 青空文庫
手術は局部魔酔で、膝と股との中間の肉の厚い所を三寸ばかり切開せられたのであつた。
加能作次郎 世の中へ 青空文庫
その時大方|魔酔剤を嗅されたものと見えます。
松本泰 緑衣の女 青空文庫
罌粟は無論|阿片を取る位な魔酔性の者だから病人には悪いさ」小山「なるほどね、何でも人の身体に影響すべき色々な性質を持っているのだね。
秋の巻 食道楽 青空文庫
その茄子を菌類の毒消しというのもその興奮性のためで、菌類の毒物はムスカリンという魔酔性だ。
秋の巻 食道楽 青空文庫
作例 · 標準
彼はギャンブルの魔酔から抜け出せず、ついに全財産を失ってしまった。
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満開の桜の下で、人々はその美しさに魔酔したように立ち尽くしていた。
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その宗教的な儀式は、参加者を一種の魔酔状態へと導く仕掛けがあった。
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2
標準
intoxication (of someone)
作例 · 標準
若き成功者は称賛の魔酔に溺れ、周囲のアドバイスに耳を貸さなくなった。
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復讐という魔酔に支配された彼の瞳には、もうかつての優しさはなかった。
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都会の夜景の美しさに魔酔され、彼女はこの街で生きていく決意をした。
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