陶酔
とうすい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #24261 · 青空 627 例
標準
intoxication
文例 · 用例
芸術よりも、その日暮しは千倍も豊富である人、多情多恨夢は荒野を駆け廻りながら、実はといへば陋巷の一室に暗然影を抱いて寝ぬる人、――所詮ヂェラルドは陶酔の一形式として存する。
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
つまり言へば聴者は、それを旋律の美しさに於て聴かないで、歌詞の面白さに於て聴き、真の音楽的陶酔とはちがふところの、別の散文化の興味で聴くからである。
— 萩原朔太郎 『流行歌曲について』 青空文庫
字を書くことの上手な人はこういう機会に存分に筆を揮って、自分の筆端からほとばしり出る曲折自在な線の美に陶酔する事もあろうが、彼のごとき生来の悪筆ではそれだけの代償はないから、全然お勤めの機械的労働であると思われる上に、自分の悪筆に対する嫌忌の情を多量に買い込まされるのである。
— 寺田寅彦 『年賀状』 青空文庫
それは味覚の世界に陶酔している姿に見える。
— 岡本かの子 『異国食餌抄』 青空文庫
スタンダアルのいわゆる amour-passion の陶酔はまさしく「いき」からの背離である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
(人によつては気韻とか気稟とかいふ)にほひは詩の主眼とする陶酔的気分の要素である。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
横田はヤンキーの女によって陶酔されメイ・マアガレッタの虚栄心を満足さしたが、河村はひたすら必要品に過ぎなかった。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
ただ彼女の支那女特有の秘密好きな冷理な性質が秘密結社と革命の企業を愛し、東洋女らしい敬虔さがボルシェヴィキの堅固な道徳に陶酔した。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
作例 · 標準
彼は音楽に陶酔し、目を閉じてその音色に聞き入っていた。
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勝利の喜びに陶酔する選手たちを、ファンは温かく迎えた。
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陶酔感に浸りながら、彼女は詩を朗読した。
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標準
being fascinated (by)
作例 · 標準
彼女は美しい絵画に陶酔し、時間を忘れて見つめていた。
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彼はその哲学者の思想に深く陶酔していた。
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聴衆は彼の語りに陶酔し、静まり返っていた。
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