自動車
じどうしゃ
名詞頻度ランク #1706 · 青空 9398 例
標準
car
文例 · 用例
東京から藤澤へ行く途中、自動車で寄り道をしたのださうである。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
夜の十一時、不意の自動車、薄暗い電氣、細長い五本の指、死後の生活の話、ふり亂した長髮、蒼ざめた病身の顏、影のやうに消えた後姿。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
私はそんなてれかくしの冗談を言いながら、プラアゲ、プラアゲ、となおも低く呟きつづけている馬場を無理、矢理、自動車に押しこんだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
あくる朝、私たちはかえりの自動車のなかで、黙っていた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
自動車が浅草の雑沓のなかにまぎれこみ、私たちもただの人の気楽さをようやく感じて来たころ、馬場はまじめに呟いた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
自動車が一台、(何時見てもそれは黒ずんだ緑色に塗られてゐたから同一の一台だと思ふ)時々「鍔甚」の前にとまつた。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
汝の獲たるケチくさき名譽と希望と、汝の獲たる汗くさき錢を握つて勢ひ猛に走り行く自動車の後枯れたる街樹の幹に叩きつけよ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
不断の満たされた食事と、立派な暖房装置の家を持ち、外出に自動車を有する近代人は、あの蕭条とした自然の中にをののいている原始の恐怖を、もはや全く意識の表象から忘れてしまつた。
— 萩原朔太郎 『冬の情緒』 青空文庫
作例 · 標準
週末は家族と一緒に自動車で海までドライブに出かけるのが、私たちの恒例行事だ。
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都会では公共交通機関が発達しているため、あえて自動車を持たない選択をする人も増えている。
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「おーい、自動車のライトが点きっぱなしだよ!バッテリーが上がっちゃうから消してきて」
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ウィキペディア
自動車 とは、原動機の動力によって車輪を回転させ、軌条や架線を用いずに路上を走る車。広義には自動二輪車(オートバイ)も含むが、本項では四輪自動車について述べる。
出典: 自動車 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0