兄
このかみ
名詞頻度ランク #3800 · 青空 20026 例
標準
eldest son
文例 · 用例
――いつたい何処までゆきなさる、――いえ、兄の嫁の危篤を知らせに、此の下の村まで一寸。
— 中原中也 『(七銭でバットを買つて)』 青空文庫
雨の降る日(兄のうたへる)萩原朔太郎雨の降る日の縁端にわが弟はめんこ打つめんこの繪具うす青くいつもにじめる指のさき兄も哀しくなりにけり雨の降る日のつれづれに客間の隅でひそひそとわが妹のひとり言なにが悲しく羽根ぶとん力いつぱい抱きしめる兄も泣きたくなりにけり
— 萩原朔太郎 『雨の降る日』 青空文庫
みよ兄は手に水桃をささげもち、いつさんにきみがかたへにしたひよる、この東京の日くれどき、兄の戀魚は青らみてゆきて、日毎にいたみしたたり、いまいきもたえだえ、あい子よ、ふたり哀しき日のしたに、ひとしれず草木の種を研ぐとても、さびしきはげに我等の素脚ならずや。
— 萩原朔太郎 『幼き妹に』 青空文庫
〔こんにやくの〕宮沢賢治こんにやくのす枯れの茎をとらんとて水こぼこぼと鳴るひぐれまぢかの笹はらを兄弟二人わけ行きにけり
— 宮沢賢治 『〔こんにやくの〕』 青空文庫
怒つたのはその五名の父兄で、病気の軽重で処分の軽重を割出したとは何といふことだといふので、復校運動を開始しました。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
そしてこの詩集は、北原兄の『思ひ出』以後における日本唯一の美しい抒情小曲集である。
— 序 『抒情小曲集』 青空文庫
それほど私と彼とは密接な兄弟的友情をもつて居る。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
「兄いもうと」というのを、やっていた。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
作例 · 標準
わが家の長男、すなわち兄(このかみ)が家督を継ぐことになった。
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兄(このかみ)としての責任感が、彼を人一倍努力させた。
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三人の息子のうち、一番上の兄(このかみ)が最も慎重な性格だ。
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標準
older brother
作例 · 標準
兄(このかみ)を立てて、弟たちは一歩下がって控えていた。
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腹違いの兄(このかみ)ではあるが、実の兄弟以上に仲が良い。
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兄(このかみ)の背中を見て育った私にとって、彼は永遠の目標だ。
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標準
older person
作例 · 標準
村の兄(このかみ)たちが集まって、今年の祭りの段取りを相談している。
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年長の兄(このかみ)としての助言を、謙虚な気持ちで聞き入れる。
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経験豊富な兄(このかみ)に頼めば、どんな難題も解決してくれるだろう。
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標準
head of a clan
作例 · 標準
氏長者である兄(このかみ)が、一族の行く末を決定する。
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一族の兄(このかみ)として、先祖代々の土地を守る義務がある。
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古くからの慣習に従い、兄(このかみ)の言葉は絶対的な重みを持つ。
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標準
skilled craftsman
作例 · 標準
彼は彫金師の兄(このかみ)として、弟子たちに厳しく稽古をつけている。
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その道で兄(このかみ)と呼ばれるほどの腕前を持つ、伝説の職人だ。
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工房の兄(このかみ)が仕上げた作品は、息を呑むほどに美しい。
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ウィキペディア
兄(あに)とは、本人から見て傍系2親等の年長の男性、通常は同じ父母から生まれた年長の男性をいう。また、自分の姉と結婚した男性、すなわち姉婿や配偶者の兄も本人から見たら兄になる。その場合、義兄(ぎけい)と書いて「あに」と呼ぶ場合が多く、対象者より年上であるとは限らない。また、親の養子や親の再婚相手の連れ子が年上だった場合も義兄にあたる。
出典: 兄 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0