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森閑

しんかん
形容詞-たる副詞-と
1
標準
silent
文例 · 用例
いよいよ森閑として、読者は、思わずこの世のくらしの侘びしさに身ぶるいをする、という様な仕組みになっていた。
太宰治 音に就いて 青空文庫
さうして森閑としてゐる。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
館内は森閑として玄關には人氣がない。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
曙町へはいると、ちょっと見たところではほとんど何事も起らなかったかのように森閑として、春のように朗らかな日光が門並を照らしている。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
公園の入口にはダリアが美しく咲いて森閑とした園内を園丁が掃除していた。
寺田寅彦 札幌まで 青空文庫
森閑とした浴室、長方形の浴槽、透明つて玉のやうな温泉、これを午後二|時頃獨占して居ると、くだらない實感からも、夢のやうな妄想からも脱却して了ふ。
国木田独歩 都の友へ、B生より 青空文庫
家の中も、通りもお正月らしく森閑としていた。
黒島傳治 窃む女 青空文庫
けれども、以前見覚えた、両眼真黄色な絵具の光る、巨大な蜈※が、赤黒い雲の如く渦を巻いた真中に、俵藤太が、弓矢を挟んで身構えた暖簾が、ただ、男、女と上へ割って、柳湯、と白抜きのに懸替って、門の目印の柳と共に、枝垂れたようになって、折から森閑と風もない。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
作例 · 標準
山奥の寺は、森閑とした雰囲気に包まれていた。
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夜が更け、あたりは森閑となった。
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森閑とした図書館で、学生たちは集中して勉強している。
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森閑(しんかん) — 幻辞.com