比興
ひきょう
名詞
標準
explicit and implied comparisons (kinds of literary devices used in the Classic of Poetry)
文例 · 用例
放翁是に於て本草を考へ、以て其の性質を見、離騒を探り、以て其の族類を得、之を詩爾雅及び毛氏郭氏の伝に本づけ、以て其の比興を観、其の訓詁を窮め、又下つては博く漢魏晋唐以来を取り、一篇一詠も遺す者なく、古今体制の変革を反覆研究す。
— 河上肇 『小国寡民』 青空文庫
その没風流に比興した聾の夷神で名高くもなつた。
— 折口信夫 『村々の祭り』 青空文庫
その頃僕は読売で、比興詩論を読んだ。
— 三木露風 『明治詩壇の回顧』 青空文庫
きょうは「大安」とかいって縁起のいい日なんだそうで、朝は少し曇っていたが、お母さんは、ぜひきょう行きたいと言い張るので、いよいよ出発。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
このあたりでは珍しいつじうら売りが流してまいりましたものでしたから、なにげなく権右衛門がそれなる者を呼び入れましたら、やにわに主人へ飛びかかりまして、長年の恨み思い知れと呼ばわりながら、ひきょうな不意打ちを食わしたのでござります」「いかにもの。
— 卍のいれずみ 『右門捕物帖』 青空文庫
卑劣や、ひきょうは、断わるまでもなく、またいうまでもなく、われわれの嘆賞すべきむっつり右門の断じて選ぶべき道ではない!
— 生首の進物 『右門捕物帖』 青空文庫
あとで、ひきょう者とか、いうなよな」「いわねえよ、バカ。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
今日の不成績は、ひきょうないい方だが、銃がよくなかったというよりも、ぼくの使った銃の研究がたりなかった。
— 小酒井不木 『国際射的大競技』 青空文庫
作例 · 標準
この物語は、現世と来世を比興して、人生の意味を問いかけている。
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作者は、二つの異なる文化を比興することで、その共通点と相違点を浮き彫りにした。
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子供の成長ぶりを、かつての自分と比興して、感慨にふけった。
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標準
interesting
作例 · 標準
それは、なかなか比興な(面白い)話を聞かせてもらった。
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古い文献から、現代では考えられないような比興な風習を発見した。
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彼のユニークな発想は、いつも我々を比興な気持ちにさせてくれる。
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標準
unreasonable
作例 · 標準
彼の要求はあまりに比興(無理)で、到底受け入れられるものではなかった。
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こんな状況で、さらに仕事を増やすというのは、あまりにも比興な話だ。
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会議での彼の態度は、あまりにも比興で、皆が困惑していた。
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標準
lowly
作例 · 標準
彼は、比興な身分から身を起こし、努力して成功を収めた。
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かつては比興な存在と見なされていたものが、時代と共に重要視されるようになった。
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身分が比興であっても、その人の誠実さは変わらない。
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標準
cowardly
作例 · 標準
いざという時に、彼は臆病風に吹かれて比興な(卑怯な)振る舞いをしてしまった。
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仲間を助ける勇気がなく、ただ見ているだけだった彼の態度は、比興(卑怯)と言わざるを得ない。
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正々堂々とした戦いを避け、卑怯(ひきょう)な手段に頼るような比興(ひきょう)な人物は信用されない。
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