比況
ひきょう
名詞
標準
comparison
文例 · 用例
第十 刀杖の部一二九 一切の者刀杖を畏る、一切の者死を懼る、己を比況して、殺す勿れ、殺さしむる勿れ。
— 荻原雲來訳註 『法句經』 青空文庫
一三〇 一切の者刀杖を畏る、生は一切の者の愛する所、己を比況し、殺す勿れ、殺さしむる勿れ。
— 荻原雲來訳註 『法句經』 青空文庫
きょうは「大安」とかいって縁起のいい日なんだそうで、朝は少し曇っていたが、お母さんは、ぜひきょう行きたいと言い張るので、いよいよ出発。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
このあたりでは珍しいつじうら売りが流してまいりましたものでしたから、なにげなく権右衛門がそれなる者を呼び入れましたら、やにわに主人へ飛びかかりまして、長年の恨み思い知れと呼ばわりながら、ひきょうな不意打ちを食わしたのでござります」「いかにもの。
— 卍のいれずみ 『右門捕物帖』 青空文庫
卑劣や、ひきょうは、断わるまでもなく、またいうまでもなく、われわれの嘆賞すべきむっつり右門の断じて選ぶべき道ではない!
— 生首の進物 『右門捕物帖』 青空文庫
あとで、ひきょう者とか、いうなよな」「いわねえよ、バカ。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
今日の不成績は、ひきょうないい方だが、銃がよくなかったというよりも、ぼくの使った銃の研究がたりなかった。
— 小酒井不木 『国際射的大競技』 青空文庫
ええ御返事がないところはひきょうみれん……。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
作例 · 標準
この詩は、自然の風景と人間の感情とを巧みに比況して表現している。
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彼は、相手の能力を自分の経験と比較(比況)して、そのレベルを測ろうとした。
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比況を用いることで、抽象的な概念もより分かりやすく説明できる。
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