修辞
しゅうじ
名詞頻度ランク #37893 · 青空 148 例
標準
figure of speech
文例 · 用例
而して茲で謂ふ心理的発展とは、所詮修辞的発達の意である。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
私の観る限りにおいて、現今社会は恐ろしく修辞的であり、謂はば人々は如才なさ、抜目のなさを獲得しようとする時にばかり、全的に活気を呈するといつた有様である。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
而も猶一方、その「修辞的」だけにも安住しきれないものがあつて、かくて観念的要求といふかそれとも宗教的要求といふかともあれさうした要求と、修辞的要求とは互ひに反動的関係に立つて、個人の内部で鬩ぐのである。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
然るに茲に、観念的な、或ひは宗教的な要求の達成といふことよりも、修辞的、心理的要求の達成といふことの方が、遥かに多くの人の歯に合ふといふことがある。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
それといふのが修辞的熟達とか心理的洗練といふことは、即ち二枚目的なことであつて、えてして俗への道である。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
一口にいへば、現代は、如何にも信義に乏しい、非論理的な、修辞的発達のみは容易にされた――さうした時代である。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
「自己以外のものと争ふことは修辞を作り、自己と争ふことは詩を作る」(三六・一〇・五)
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
問題を持たずしての心理的慧眼とは、文章なくての修辞の如きに過ぎまいではないか。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
作例 · 標準
彼の演説には巧みな修辞が凝らされており、聴衆の心を強く揺さぶった。
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中身のない言葉をいくら修辞で飾っても、聞き手の信頼を得ることはできない。
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古典文学を読み解くには、当時の作家が好んで用いた独特の修辞を知る必要がある。
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