支根
しこん
名詞
標準
lateral root
文例 · 用例
やがて、数尺下の支根が露きでても……、まるで根ごと地上に浮きでて昇ってゆくような、奇怪な錯覚さえ感じてくるのだ。
— 有尾人 『人外魔境』 青空文庫
私はそんなてれかくしの冗談を言いながら、プラアゲ、プラアゲ、となおも低く呟きつづけている馬場を無理、矢理、自動車に押しこんだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
日影が縁へ半分ほど差しこんで顔がほて/\するのは風呂に入ったせいであろう。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
手を切りそうな五円札を一重ねに折りかえして銅貨と一緒に財布へ押しこんだのを懐に入れて、神保町から小川町をしばらくあちこち歩いていた。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
しかしこんな事はどうでもいいような気がする。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
しかしこんな試験は素人では出来ぬ。
— 寺田寅彦 『蚊帳の研究』 青空文庫
もしこんな風でなく始終強さの変らぬ規則正しい波を作る事が出来れば種々の便がある。
— 寺田寅彦 『無線電信の近状』 青空文庫
そんなに人に申訣のない様な悪いことはしないもの、民さん、心配することはないよ」 月あかりが斜にさしこんでいる道端の松の切株に二人は腰をかけた。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
作例 · 標準
植物の根は、主根と、そこから伸びる支根に分かれている。
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この木の支根は、地面にしっかりと張り巡らされ、安定した成長を支えている。
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科学者は、植物の栄養吸収における支根の役割を研究している。
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