只今
しこん
接続詞頻度ランク #10269 · 青空 2530 例
標準
just now
文例 · 用例
その一つは端書で「今朝ハ失敬、今日午後四時頃夏目来訪只今(九時)帰申候。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
「今日」とあるのは七月二十三日だろうと思われるのは消印が二十四日のイ便であるのに「只今(九時)帰申候」とあるからである。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
「そして只今、この大地は、四度目に来た冷い時期の、そのまた中に幾たてもこまかく冷温のきざみのある、ちょうどその二つ目の寒さの峠を下り降った根方の陽気の続いている時期にあるのでございます」 まめ桜はひと年の五月に一度咲き、同じその頃、三光鳥はこの裾野の麓へ来て鳴く。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
「わたくしは只今、最初から数えて八枚目の肋骨まで出来ております。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
なぜなら彼等は、今日只今生れたばかりの、全く新鮮な自由の心で、一切の宇宙を見るからである。
— 萩原朔太郎 『室生犀星君の人物について』 青空文庫
しかしながら明治の評價は、すくなくとも大正(即ち只今)の評價よりも信がおける。
— 萩原朔太郎 『名詩集「思ひ出」の眞價』 青空文庫
只今、ごく◇最近に續出する詩集については、ただ一時の場當り的價値を言ひ得るのみで、その實の眞價は何人にも不明であるが、明治時代のものに就いては、多少いくぶん確實に近い評價をもち得るだらう。
— 萩原朔太郎 『名詩集「思ひ出」の眞價』 青空文庫
侍が、T「先生 只今御病気中に 御座れば」 ナニッ病気、と団九郎、 取次の侍、紙包を取り出して、T「誠に軽少に 御座るが ホンの草鞋銭」 と団九郎の前に差し出す。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
作例 · 標準
「只今、参りました。」と、彼は息を切らせながらドアを開けた。
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「只今、お戻りになりました。」と、使用人は静かに挨拶した。
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「只今、お話の最中でしたが、失礼します。」と、秘書が部屋に入ってきた。
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