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係累

けいるい
名詞
1
標準
dependents
文例 · 用例
何事も、一切の係累を捨ててしまつて、遠く南米の天地に移住したいと語つた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
希望しよう、係累を軽んじよう、寧ろ一切を棄てよう!
中原中也 生と歌 青空文庫
田も、畠も、金も、係累もなくなってしまった。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
ただ上べだけを見て、それは喜助には身に係累がないのに、こっちにはあるからだと言ってしまえばそれまでである。
森鴎外 高瀬舟 青空文庫
往きてみれば待遇ことにめでたく、魯西亜行の労を問い慰めてのち、われとともに東にかえる心なきか、君が学問こそわが測り知るところならね、語学のみにて世の用には足りなん、滞留のあまりに久しければ、さまざまの係累もやあらんと、相沢に問いしに、さることなしと聞きて落ちいたりと宣う。
森鴎外 舞姫 青空文庫
彼にはこの地での係累もない。
中島敦 李陵 青空文庫
学校を卒業して二年目、父の死によって全く係累のなくなった三造が、その時残された若干の資産を基に爾後の生活の設計を立てた。
中島敦 狼疾記 青空文庫
修一が現在交際してゐる北井伊都子は浜甲子園の邸宅に母と二人住み、係累もなく、その代り父の遺産は三十万を超えてゐるのだと、修一はかつて楢雄に話したことがあつたのだ。
織田作之助 六白金星 青空文庫
2
標準
encumbrances