縁者
えんじゃ
名詞頻度ランク #39320 · 青空 379 例
標準
relative
文例 · 用例
新年になると着なれぬ硬直な羽織はかまを着せられて親類縁者を歴訪させられ、そして彼には全く意味の分らない祝詞の文句をくり返し暗誦させられた事も一つの原因であるらしい。
— 寺田寅彦 『年賀状』 青空文庫
典六が一膝進めて、T「何と言っても 相手は音に聞えた 此村大吉」 「とても女の腕に立つ筈が厶らん」と云って、T「御見受け申す所 他に縁者とて 厶らぬ御様子」 と言われて雪枝はやる瀬なさそうに見える。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
庄屋や母親や親類縁者が、泣きの涙で供をする。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
「御當家の縁者、又は召使などの中に、おふみといふ女の心當りはござるまいか。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
弔礼のために、香川家を訪れたものが、うけつけの机も、四つばかり、応接に山をなす中から、其処へ通された親類縁者、それ/″\、又他方面の客は、大方別室であらう。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
棲む人達は子供等は、街上に見えず、僕に一人の縁者なく、風信機の上の空の色、時々見るのが仕事であつた。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
いかに辺幅を修せずといって、いやしくも警部長の令息で、知事の君の縁者、勇美子には再従兄に当る、紳士島野氏の道伴で、護謨靴と歩を揃えながら、何たる事!
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
姫様は、それ、御縁者、白山の剣ヶ峰千蛇ヶ池の若旦那にあこがれて、恋し、恋しと、そればかり思詰めてましますもの、人間の旱なんぞ構っている暇があるものかッてい。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
作例 · 標準
彼の葬儀には遠い縁者まで集まり、故人の人柄が偲ばれた。
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遺産相続の問題で、血縁関係のない縁者が急に現れて主張し始めた。
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引っ越し先では知り合いも縁者もいないため、まずは地域に馴染むことから始めた。
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