親族
うから
名詞頻度ランク #8422 · 青空 617 例
標準
blood relative
文例 · 用例
卒業の時恩賜を貰つて自分と母との前でそれを出してみせた親族の男の顔が浮んでゐた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
二 一人の撮映監督の親族の娘とその友人といふのが二人ばかり、入社した。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
奥さんと、も一人の奥さんの親族の奥さんとは、扇を使ひながら、「扇風器もないのか……」つて顔をしてゐた。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
近隣親族の徒が、この美しい寝顔の前で埋葬を議することを、痛く不快に感じた。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
この人がどう云ふ親族的関係の人だかは、誰も知らない。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
」をばさんはいつもこんな風に、一族に関した出来事を大切に、精しく記憶してゐて、それで自分の親族的関係の朧気なのを填め合せようとしてゐるのである。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
だから役をひいた時、知人やら親族の者が、隠居仕事を勧め、中には先方にほぼ交渉をつけて物にして来てまで勧めたが、ことごとく以上の理由で拒絶してしまったのである。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
その結婚は行一の親や親族の意志が阻んでいたものだった。
— 梶井基次郎 『雪後』 青空文庫
作例 · 標準
例句