扶養
ふよう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #10611 · 青空 121 例
標準
support (e.g. of one's dependents)
文例 · 用例
独占慾の強い蛍雪は、鼈四郎夫妻に住宅を与え僅に食べられるだけの扶養を与えて他家への職仕を断らせた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
まあなるたけ主人の気のやすまるよう遠のいて、身辺の平和を守るか(この際|扶養の責任あらば、それだけは物質だけでも果すべし)、さもなくば、妻は身をもって円満に尽し、親、親類に夫の折合い悪しき部分を補うべし。
— 岡本かの子 『良人教育十四種』 青空文庫
その零落こそを待ちて、吾はすゝみて扶養の任をはたしたき念なり。
— 牧野信一 『病状』 青空文庫
貧困ニシテ實男子又養男子ナキ六十歳以上ノ男女、及ビ父又ハ男子ナクシテ貧困且ツ勞働ニ堪ヘザル不具廢疾ハ國家之レガ扶養ノ義務ヲ負フ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
實男子又ハ養男子トシテ婦人ニ扶養ノ義務ヲ負荷セシメザル所以ハ、婦人ハ自己一人以上ヲ生活セシムル勞働力ナキ原則ニ依ル。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
且ツ其ノ女ガ他家ニ嫁シテ餘力アル者ト雖モ、其老親ノ扶養ヲ夫ノ資産勞働ニ依頼セシムルコトハ、父母ノ屈從不安ヲ招キ更ニ婦人ヲシテ夫ノ前ニ其ノ人格的尊重ヲ傷クルニ至ラシム。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
實男子又ハ養男子ニ貧困ナル老親ヲ扶養セシムルハ歐米ノ贋的個人主義ト雲泥ノ差アル者。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
彼ノ「ロイドヂヨーヂ」氏ノ試ミタル養老年金法案ノ如キハ、國民ノ大部分ガ扶養スベキ男子ヲ有スルガ故ニ、日本ニ於テハ茲ニ掲グル例外的不幸ヲ除キテ無用ナル立法ナリトス。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
作例 · 標準
彼は高齢の両親を扶養するため、実家に戻って地元の企業に転職することを決意した。
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離婚後、彼女は一人で三人の子供を扶養するために朝から晩まで必死に働いている。
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就職して経済的に自立したことで、ようやく親の扶養から外れることができた。
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ウィキペディア
扶養(ふよう)は、老幼、心身の障害、疾病、貧困、失業などの理由により自己の労働が困難でかつ資産が十分でないために独立して生計を営めない者(要扶助者)の生活を他者が援助すること。扶養関係において、扶養を受ける権利のある者 を扶養権利者、扶養をする義務のある者 を扶養義務者、実際に何らかの援助を受けて扶養されている者を「被扶養者」(健康保険法第1条、介護保険法第7条第8項第6号)と呼ぶ。扶養に関連する法領域を扶養法という。
出典: 扶養 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0