足手まとい
あしでまとい異読 あしてまとい
形容動詞名詞多音語
標準
impediment
文例 · 用例
「その娘夫婦が東京に孫を見に来い見に来いと云いますけれども、まあなるたけ若い者の足手まといになるまいと思うて、この通りどうやらこうやらしております。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
しぶしぶ丹三郎を連れて国元を出発したが、京を過ぎて東路をくだり、草津の宿に着いた頃には、そろそろ丹三郎、皆の足手まといになっていた。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
今すぐ会場へ引返してみたところで、(充分の考慮もせず、ただ、足手まといになるつもりか、)と叱られるくらいがおちであろうと、永いことさまよいました。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
伯父御の方はどのみち足手まといさえなくなれば可いのでございますよ、売れば五両にもなる箪笥だってお米につけないですむことですから、二ツ返事で呑込みました。
— 泉鏡花 『政談十二社』 青空文庫
いたし方なく五十吉は寄席で蝋燭の芯切りをし、椙はお茶子に雇われたが、足手まといはお光だ。
— 織田作之助 『螢』 青空文庫
だがやつらはかえっていない方が足手まといがなくっていいよ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
その人はいつか、本能的体験の不足から人間生活の足手まといとなっていた事を発見する悲しみに遇わねばならぬだろうから。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
年寄は足手まといですから、親分わしゃここでお暇をいただきますと、あっさり出ちゃどうだい。
— 菊池寛 『入れ札』 青空文庫
作例 · 標準
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