穣
じょう
数詞頻度ランク #42278 · 青空 16 例
標準
10^28
文例 · 用例
* ああ神様…………私たち二人は、こんな苛責に会いながら、病気一つせずに、日に増し丸々と肥って、康強に、美しく長って行くのです、この島の清らかな風と、水と、豊穣な食物と、美しい、楽しい、花と鳥とに護られて…………。
— 夢野久作 『瓶詰地獄』 青空文庫
豊穣な濃尾の地利に培はれ、人文に育まれた英雄児信長は、遮るものあらば性来の勇猛心で撃砕した。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
それからまた、苦手の人蟹を掴み、少時経つとその甲と手足と分れてしまうという、『仏説穣麌梨童女経』は、蛇を死活せしむる真言を説いた物だ。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
右の『譚海』の文に拠れば鼠が神になって大黒天と現じたようだが、『滑稽雑談』二一には、大黒天神は厨家豊穣の神なるが故に、世人鼠の来って家厨の飲食倉庫の器用を損ずるをこの神に祈る時、十月の亥の日を例として子の月なる十一月の子の日を(祭りに)用ゆるなるべしと記す。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
就中、総教習稲田穣の如きは当初から不信任を公言して抗議を持出そうとした。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
死なば多くの実を生ずべし とあるように、一たび、これを土中に蒔き、それに雨、露、日光、肥料というような、さまざまな縁の力が加わると、一粒の籾は、秋になって穣々たる稲の穂となるのです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
どこを見ても豊穣と成熟と収穫との季節だ。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
それなら五穀豊穣を天子が空に祈った天壇の構想力も分って来る。
— 横光利一 『北京と巴里(覚書)』 青空文庫
作例 · 標準
宇宙に存在する原子の総数や、気の遠くなるような広大さを表す際には、京や垓を遥かに超えて「穣」という単位が必要になる。
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数学の教科書で大きな数の単位を暗記し、一、十、百から始まって、恒河沙や阿僧祇の先に「穣」があることを知って驚いた。
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量子コンピュータによる理論上の莫大な計算パターンを説明するため、日常ではまず使われない「穣」の桁に達する数値が例示された。
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