錠
じょう
名詞頻度ランク #10841 · 青空 1485 例
標準
lock
文例 · 用例
葡萄状球菌、連鎖状球菌に因る諸疾患にも卓效を奏するといふことだつたので、私は、それを、はじめて二錠服用したときから、既に恢復の一歩を踏み出したやうな爽快を覺えました。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
二錠づつ、一日三囘服用すると、たいていの腫物は、なほるといふ效能書の言葉だつたのですが、二日服用しても、三日服用しても、ちつとも輕快になりません。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
三日服用したら、あと服用を禁止せよ、三日乃至五日間休止して、それからさらに二錠づつの服用を開始せよ、と效能書に書かれて在りましたので、私は、少しも、ききめの無いままに、その藥の服用を、やめなければならなくなりました。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
シャスタに就いて言うと、氷河地形などは、我が富士山とは似ない方面だが、その他に於て、多くの似顔は、合せ鏡をしている姉妹でもあるかの如くに感じられる、そう思うとき、我々日本人に取って、シャスタ山は、もう錠前を卸した山ではなくなった。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
町内一の財産家といふに、家内は祖母と此子二人、萬の鍵に下腹冷えて留守は見渡しの總長屋、流石に錠前くだくもあらざりき、正太は先へあがりて風入りのよき塲處を見たてゝ、此處へ來ぬかと團扇の氣あつかひ、十三の子供にはませ過ぎてをかし。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
その代り生徒に何かしら実用になる手工を必修させ、指物なり製本なり錠前なりとにかく物になるだけに仕込んでやりたいという考えである。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
昨日一日の疲れか明方やや強い喘息發作、アストオル吸入で鎭まるには鎭まつたが何やら不安なのでエフエドリン一錠半服用、例の陶醉的作用でやがて再び昏昏と眠り入る。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
幸ひ發作はすつかり止まつてゐたが、劇藥的な錠劑服用のあとで頭重く、體だるく、氣分がひどく陰欝だが、さういふ状態を人には出來るだけ平然と裝つてゐたいのが變に意地つ張りな自分の癖だから、それか自らには一そう内訌する。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
作例 · 標準
「外出する際は、必ず玄関のドアに二重に錠を下ろしてね」と、防犯に厳しい母から何度も念を押された。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
古い蔵の重厚な扉には、見たこともないほど大きな錆びた錠がかかっており、素手で開けることは不可能だった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ダイヤル式の錠をカチカチと何度も回すが、焦っているせいか、なかなか正しい番号で止まってくれない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
tablet
作例 · 標準
「この鎮痛剤は食後に一回二錠、コップ一杯の水またはぬるま湯で服用してください」と薬剤師が丁寧に説明した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
マルチビタミン剤を毎日欠かさず三錠飲み続けるようになってから、朝の目覚めが以前より良くなった気がする。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
旅行先でも服用しやすいように、PTP包装された錠剤を必要数だけ切り離して小さなポーチに入れている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview