幻辞.com

叱声

しっせい
名詞
1
標準
abusive voice
文例 · 用例
ただ豹だけは仙人達に慣れなかったので、豹と見ると叱声をたてた。
田中貢太郎 仙術修業 青空文庫
渾身の勇を奮って、その手をすりぬけながら、やにわとまた逃げのびようとしたので、大きくひと足退屈男の身体があとを追ったかと見えた刹那――「馬鹿者ッ、行くつもりかッ」 裂帛の叱声が夜の道に散ったと同時で、ぎらりと銀蛇が閃いたかと思われましたが、まことに胸のすく殺陣でした。
続旗本退屈男 旗本退屈男 第二話 青空文庫
右門はその死体を見ると、片手の切りとられているという一事から、すぐとそれが弟子の五雲であることを察しましたので、がぜん鋭い叱声があげられました。
足のある幽霊 右門捕物帖 青空文庫
右門のその叱声を耳にすると、不意にぎらりとわきざしを抜き放ちながら、とらば一突きにとばかり近より迫った相手は、なわめの恥をうけている敬四郎ののど輪です。
足のある幽霊 右門捕物帖 青空文庫
」 その疳走つた叱声には、太郎はいつも二の句がつげずに降伏するのが常だつた。
牧野信一 サクラの花びら 青空文庫
ぼくにしてみれば、話の最中ふりかえって此方をみる、クルウの先輩達もいるし、それでなくとも、氏の一言一句が、ただ、ぼくに向っての叱声に聞え、かあッと、あがってしまうのでした。
田中英光 オリンポスの果実 青空文庫
」――そんな事を考えながら、叱声の起った席を見ると、将軍はまだ不機嫌そうに、余興掛の一等主計と、何か問答を重ねていた。
芥川龍之介 将軍 青空文庫
が、今度は叱声の代りに、深い感激の嘆声だった。
芥川龍之介 将軍 青空文庫
作例 · 標準
不甲斐ないプレーを見せた選手たちに、観客席から激しい叱声が飛んだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「何をやっているんだ!」という監督の叱声が練習場に響き渡る。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
静まり返った法廷に、突然被告人の叱声が響き、一時騒然となった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview