一喝
いっかつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #32640 · 青空 399 例
標準
sharp, loud rebuke
文例 · 用例
典六驚いて居る五郎蔵を投げ飛ばし、 その首筋掴んで、T「帰ったら大吉に 申して置け」 一同が斬り付けんとするのを一喝して置いて、 五郎蔵に、T「日下部典六が怖くて よう来ぬのなら 怖う厶いますと 両手をついて 詫びに来い!
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
」 中隊長は、いきなり一喝した。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
」と海野は一喝して、はたと卓子を一|打せり。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
生意気な』と老人は底光りのする目を怒らして一喝した。
— 国木田独歩 『初恋』 青空文庫
「お黙りなさい、」 と、低いが唐突に一喝して、けろりとまた静に、「反問をすることは要らんのです。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
盲人はこの一喝に挫がれて、頸を竦め、肩を窄めて、「はい、はい、はい。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
」と雷のごとき声はさらに一喝せり。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
」と一喝した、渠は蒼くなって、屹と唇を結んだ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
私語をやめない生徒たちに対し、担任の先生が「静かにしろ!」と一喝した。
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だらだらと作業を続けていた部下を、部長が鋭い声で一喝し、現場に緊張感が走った。
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審判の判定に食ってかかる選手を、監督が後ろから一喝してベンチに引き戻した。
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「いい加減にしろ!」父の一喝で、それまで続いていた兄弟喧嘩は一瞬で収まった。
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標準
rebuke used in Zen to achieve enlightenment
作例 · 標準
修行僧が迷いを見せた瞬間、師匠は雷鳴のような一喝を浴びせ、執着を断ち切らせた。
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禅寺の静寂の中に、師の鋭い一喝が響き渡り、私の雑念は一瞬にして消し飛んだ。
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「喝!」その一喝とともに、私の心の中にあった霧が晴れていくような感覚を覚えた。
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言葉による説明を排し、ただ一喝をもって真理を突きつける。それが禅の厳しさであり、慈悲でもある。
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