巨石
きょせき
名詞
標準
gigantic stone
文例 · 用例
蝕む胸をまぎらひて、 こぼと鳴り行く水のはた、くらき炭素の燈に照りて、 飢饉供養の巨石並めり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
欝蒼とした欅、榎、杉、松の巨木に囲まれた万延寺裏手の墓地外れに一際目立つ「蔵元|家先祖代々之墓」と彫った巨石が立っているのが、木の間隠れに往来から見える。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
その巨石を取巻く大小の墓の前には、それぞれに紅と白の桃の花が美しく挿し並べて在ったが、その墓の間々へ物見高い近隣の町の者や、通りかかりの肥汲みの百姓や柴売り、又は近道伝の太宰府参りらしい町人なんどが真黒く、犇々と押しかけて、中央の白い花崗岩の石甃の上を、折重なるように凝視している。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
」 私たちはその巨石の前を、ことさらに急いで通り過ぎた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
さうして、其の文明の特徴として、太陽崇拜、構築の爲の巨石使用、農耕灌漑その他を擧げる。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
たゞ私は今、眼前に、炎熱と颱風と地震との幾世紀の後、尚熱帶植物の繁茂の下に埋め盡されもせずに其の謎の樣な存在を主張してゐる巨石の堆積を見、又一方、巨石の運搬どころか極く簡單な農耕技術さへ知らぬ・低級な現住民の存在を知つてゐるだけである。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
そうして、その文明の特徴として、太陽崇拝、構築のための巨石使用、農耕灌漑その他を挙げる。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
ただ私は今、眼前に、炎熱と颱風と地震との幾世紀の後、なお熱帯植物の繁茂の下に埋め尽されもせずにその謎のような存在を主張している巨石の堆積を見、また一方、巨石の運搬どころかごく簡単な農耕技術さえ知らぬ・低級な現住民の存在を知っているだけである。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
作例 · 標準
あの公園の真ん中にある、デカい岩、あれなんていうんだっけ?すごい巨石だよね。
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古代の遺跡って、どうやってあんな重そうな巨石を運んだんだろうね?不思議だ。
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山道を歩いていたら、突然、道端に巨大な巨石があってびっくりしたよ。
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