国歌
こっか
名詞頻度ランク #9097 · 青空 123 例
標準
national anthem
文例 · 用例
」 と冗談めかして言ってみましたが、何だかそれも夫への皮肉みたいに響いて、かえってへんに白々しくなり、私の苦しさも極度に達して来た時、突然、お隣りのラジオがフランスの国歌をはじめまして、夫はそれに耳を傾け、「ああ、そうか、きょうは巴里祭だ。
— 太宰治 『おさん』 青空文庫
突然、だが静かにメーデー行進団の一角に学校風の若いメロデーで国歌が唱はれ出した。
— 岡本かの子 『英国メーデーの記』 青空文庫
四月九日 ハース氏と国歌の事を話していたら、同氏が「君が代」を訳したのがあると言って日記へ書き付けてくれた、そしてさびたような低い声で、しかし正しい旋律で歌って聞かせた。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
お国歌舞伎の芝居とは少々筋書が違ってるんだ。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
マルセーユの歌に対して製りたる独逸祖国歌は非常の賞賛を得て、一篇の短歌能く末代の名を存せしと聞く。
— 北村透谷 『国民と思想』 青空文庫
しかし仙台の国歌とも云うべき「さんさ時雨」が、芸妓の生鈍い肉声に歌われて、いわゆる緑酒紅燈の濁った空気の中に、何の威厳もなく、何の情趣も無しに迷っているのに較べると、この唄はむしろこの人々と共に亡びてしまう方が優かも知れない。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
それはなぜです」「あの肉体も精神も弱いルナミは、音楽浴にすっかりのぼせ上ってしまって、観測などをするどころか、咽が裂けるような声で愛国歌を唄っては天文部の貴重な器機を片ッ端からスパナーでガチャンガチャン壊しては暴れ廻っています。
— 海野十三 『十八時の音楽浴』 青空文庫
国歌はあたかも再興の全盛時代であった。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
作例 · 標準
オリンピックの表彰式で、選手たちは国歌斉唱に臨んだ。
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式典の冒頭、厳かに国歌が演奏された。
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自国の国歌を聞くと、胸が熱くなるのを感じる。
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ウィキペディア
国歌(こっか)は、国家を象徴する歌曲または器楽曲のこと。
出典: 国歌 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0