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秋興

しゅうきょう
名詞
1
標準
the pleasantness of autumn
文例 · 用例
廿二日、戊午、将軍家火取沢辺に逍遥せしめ給ふ、是草花秋興を覧るに依りてなり、武蔵守、修理亮、出雲守、三浦左衛門尉、結城左衛門尉、内藤右馬允等供奉せしむ、皆歌道に携はるの輩なり。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
いまの市村|羽左衛門はそのころ市村|家橘といっていたのであるが、その年の秋興行から十五代目羽左衛門を相続することになったので、その披露のために各新聞社の劇評記者を大森の松浅に招いた。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
これは『秋興八首』としてある詩の一つで、作者は杜子美である。
島崎藤村 桃の雫 青空文庫
わたしは自分と同じ杜詩の愛を思ひがけないところに見つけたやうな氣がして、それからは『秋興八首』を讀み返して見る度によく翁の生涯を思ひ出す。
島崎藤村 桃の雫 青空文庫
果して然らば「紅葉添秋興」の事は、詩に於ては中間の遊に先つて写してあつても、実は中間の遊に後れてゐなくてはならない。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
正香はそれを半蔵に聞かせようとして、何か自身に気に入ったものをというふうに、浣花渓の草堂の詩を読もうか、秋興八首を読もうかと言いながら、しきりにあれかこれかと繰りひろげていた。
第二部下 夜明け前 青空文庫
作例 · 標準
紅葉に彩られた山々を眺め、秋興を覚えた。
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この時期の旅行は、豊かな秋興を満喫できるとあって人気が高い。
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秋興を歌った古い和歌は、今も人々の心を和ませる。
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