州境
しゅうきょう異読 しゅうざかい
名詞
標準
state boundary
文例 · 用例
足腰の立つうちに、信州境を越してしめいていものだ。
— 菊池寛 『入れ札』 青空文庫
三時間乗って、州境に近い小さな町で降りる。
— A RETRIEVED REFORMATION 『罪と覚悟』 青空文庫
上州境の連山が丁度屏風を立廻したやうに一帯に連り渡つて、それが藍でも無ければ紫でも無い一種の色に彩られて、ふは/\とした羊の毛のやうな白い雲が其|絶巓からいくらも離れぬあたりに極めて美しく靡いて居る工合、何とも言ヘぬ。
— 田山花袋 『重右衛門の最後』 青空文庫
駿州境には雨ヶ岳同じく竜ヶ岳が聳えていたが、大室山、長尾山、天神峠の山々を隔てて富士の霊峰の峙っているのはまことに雄大な景色である。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
一九三一年十月三十日、自動車は、州境に差掛って、此処で、州と州との間に、犯人引渡しの形式的な手続がある。
— 牧逸馬 『アリゾナの女虎』 青空文庫
何れ国境の山なのでせうが、紀州境ひなのか、河内境ひなのか知りませんでした。
— 與謝野晶子 『私の生ひ立ち』 青空文庫
西の方甲州境の山から起って、玉川を渡り、彼が住む村を過ぎて東京の方へ去る夕立を目迎えて見送るに好い。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
爽やかな風が吹く十月下旬の陽が、遙かに西方信州境の荒船山に落ちて間もないある黄昏のことである。
— 佐藤垢石 『岩魚』 青空文庫
作例 · 標準
長距離トラックは、州境を越えて目的地へと向かった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この川が二つの州の州境を形成している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
州境付近では、異なる文化や方言が混じり合うことがある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash