内方
ないほう
名詞
標準
inside
文例 · 用例
」「内方でおっしゃいます。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
「お婆さん、私は直帰るんですが、」「あい、」「どうぞねえ、」と何やら心細そうで気に懸ると、老人の目も敏く、「内方にゃ御病気なり、夜分、また、どうしてじゃ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
(どうだかね、私、内方へ参ったは些との間だし、雨に駈出しても来さっしゃらねえもんだで、まだ帰らっしゃらねえでごぜえましょう。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
――さて、更めて内方へ、ものも、案内を頼みましょう。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
私たちの覚えたのは、内方袖方、御手に蝶や花、どうやどうんど、どうやどうんど、一丁、二丁、三丁、四丁ッてもう陽気なことばかりで、訳が解らないけれど、貢さんのはまた格別だねえ。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
「駒は内方の召使やおまへんか。
— 上司小劍 『天滿宮』 青空文庫
……そいでまアお氣の毒だすが内方へお頼みしに來ましたんや。
— 上司小劍 『兵隊の宿』 青空文庫
内方からは左になる窓の向うには庭のアカシヤが枝を伸して居る。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
作例 · 標準
馬術競技では、常に内方を意識して走行する。
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城壁の内方には、広大な庭園が広がっていた。
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彼の視線は、部屋の内方をくまなく探していた。
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標準
(another's) wife
作例 · 標準
彼は、内方を伴ってパーティに出席した。
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古典文学では、高貴な女性を内方と呼ぶことがある。
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内方が不在の間、夫は家事を一人でこなした。
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