外方
そっぽ
名詞頻度ランク #35623 · 青空 86 例
標準
the other way
文例 · 用例
そのときに始めて気のついたことは、この花のおしべが釣り針のように彎曲してその葯を花の奥のほうに向けていること、それからめしべの柱頭はおしべよりも長く外方に飛び出してしかもやはり同じように曲がっているということである。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
しかし弱い弾性しか持たぬおしべは虻の努力に押しのけられて、虻の尻がその囲みを破って、少し外方に進出するとそこにちゃんとめしべの柱頭が待ち構えていたかのように控えているのである。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
頭脳の働きが外方へ向くのを止められているので自然に内側へ向かって行くせいだと言われる。
— 寺田寅彦 『路傍の草』 青空文庫
欧州大戦前におけるカイゼル・ウィルヘルムのドイツ帝国も対外方針の手首が少し堅すぎたように見受けられる。
— 寺田寅彦 『「手首」の問題』 青空文庫
奴、一本參つた體で、頸を竦め、口をゆがめて、※をつける三人の方を、外方にして、一人で笑つて、「へーい。
— 泉鏡太郎 『松の葉』 青空文庫
却つて遠くに売りあるく鍋焼饂飩の呼び声の、幽に外方より家の中に浸みこみ来るほどなりけり。
— 幸田露伴 『五重塔』 青空文庫
眼前お春が最期を見てしより、旗野の神経|狂出し、あらぬことのみ口走りて、一月余も悩みけるが、一夜月の明かなりしに、外方に何やらむ姿ありて、旗野をおびき出すが如く、主人は居室を迷出でて、漫ろに庭をひしが、恐しき声を発して、おのれ!
— 泉鏡花 『妖怪年代記』 青空文庫
』『だつて全く貴様にお願ひして見る外方法が尽ちやつたのですよ……。
— 国木田独歩 『節操』 青空文庫
作例 · 標準
叱られるのが嫌で、子供はそっぽを向いてしまった。
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彼は居心地が悪そうに、そっぽを向いて窓の外を見ていた。
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彼女は話しかけられても、恥ずかしそうにいつもそっぽを向く癖がある。
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