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内側

うちがわ異読 ないそく
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #5820 · 青空 1683
1
標準
inside
文例 · 用例
そうして河向いの高い塀の曲り角のところの内側に塔のような絞首台の建物の屋根が少し見えて、その上には巨杉に蔽われた城山の真暗なシルエットが銀砂を散らした星空に高く聳えていたのである。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
岸壁が海の方へせり出して、その内側が陥没したので、そこに建て連ねた大倉庫の片側の柱が脚元を払われて傾いてしまっている。
寺田寅彦 静岡地震被害見学記 青空文庫
かくのごとく卵が出来上がるまでには管の内側から始終に圧迫を受けている。
寺田寅彦 卵の形 青空文庫
遅々たる行列の進みが百貨店の外の入口まで届くと黒服の店員に管理されて人数の一くぎりずつが内側の入口の床石に誘われる。
岡本かの子 街頭 青空文庫
そのおのおのには、内側のものと外側のものとの脈帯の襞が違っている。
岡本かの子 富士 青空文庫
外側をためてばかりいると、内側の生命が萎縮してしまう。
岡本かの子 女性の不平とよろこび 青空文庫
男が伸々と拘束なしに内側の生命を伸す間に、女は有史以来|圧えためられてそれを萎縮されてしまった。
岡本かの子 女性の不平とよろこび 青空文庫
換言すれば観客を画中人物のまぶたの内側へ入れてしまわなければせっかくの技巧が意味をなさないことになる。
寺田寅彦 耳と目 青空文庫
作例 · 標準
例句