奥
おく
名詞頻度ランク #2755 · 青空 17762 例
標準
inner part
文例 · 用例
汝が底を探りたる、者とてはなく、汝がゆたけき内奥を、知るものとてなかりけり、さまで汝等秘密をば、守らんこと敏なりき!
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
然しその海の上にも星変り、月変つて、――と茲で、私の目は漸く海を去つて、なんだか海と空との中間の奥といつた感じの方角に、過ぎ逝ける諸世紀が、黒光りする中世の武具の色をして、堵をなして潜んでゐるやうに感じられる。
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
雪峡宮沢賢治塵のごと小鳥なきすぎほこ杉の峡の奥よりあやしくも鳴るや み神楽いみじくも鳴るや み神楽たゞ深し天の青原雲が燃す白金環と白金の黒の窟を日天子奔せ出でたまふ
— 宮沢賢治 『雪峡』 青空文庫
「君ちやん(僕の名、実は君介、どうもブラ公みたいな名ですよ)どうも遅くなつて御免よ、富田の奥さんがいろんな話をしなさるから、あとからあとから話しなさるから。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
人の心の奥底を動かすものは、却て人が毎日いやといふ程見てゐるもの、恐らくは人々称んで退屈となす所のものの中にあるのだ。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
――奥さんを早くお持ちなる方が好いわ。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
男 社交ダンスなんて、金を貰つたつて閉口だけれど、奥さんは持ちませうかね、何処からか探して来てね。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
男 いゝや、あなたを奥さんにしようか。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
living quarters (at the back of a house)
作例 · 標準
例句
標準
recesses (of one's mind)
作例 · 標準
例句
ウィキペディア曖昧さ回避
奥(おく) 内部へ深く入ったところ。 家屋の「奥」は、奥座敷を参照。 江戸時代の将軍や大名の城館において妻妾が住む所。元は朝廷において、政務や儀礼を行う「表」の内裏と天皇の生活空間である「奥」の後宮が分離され、その区分が公家や武家にも定着したもの。将軍の奥は大奥を参照。 転じて、妻の敬称としても用いられる。妻は配偶者を参照。 みちのくとしての「奥」は、陸奥国を参照。
地名
- 日本の地名
- 奥 (有田川町)(おき) — 和歌山県有田郡有田川町の地名。
- 奥 (国頭村)(おく) — 沖縄県国頭郡国頭村の地名。
出典: 奥 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0