夫人
ふじん異読 ぶにん
名詞名詞-接尾辞頻度ランク #5632 · 青空 23638 例
標準
wife
文例 · 用例
それに、ラマルチーヌの、サント・ブーヴの、モンモランシイの、レカミエ夫人の、ミシュレの友情を招来したのだつた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
※ルモオル夫人の詩業は身を切るやうな感受性の叫びや呻吟である。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
筆者がかつて評論した、有名なヘルンのエッセイ『ある女の日記』も、校本に拠るところがあるとは言いながら、実はその愛妻節子夫人を、半面のモデルにしたものと言われている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
しかも彼の夫人にとって――世の多くの若い女性と同じく――東京はあこがれの都であり、そこでの生活は一生最高の理想であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
皆あなたのためです』と、さすがにヘルンも夫人に愚痴をこぼしている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
夫人もよくその良人の心を知り、『ヘルンの一生は、皆私や子供のために尽してくれた犠牲でした。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
夫人はその追想記の中で、箪笥の抽出を開けるにさえも、そッと音を立てぬように気をつけたと書いている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
早ク見タイモノデス』という焼津の手紙でも解るように、妻と同伴することなしには、どんな旅行も楽しくないほど、夫人を熱愛していたからだった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
作例 · 標準
社長夫人から温かいおもてなしを受けた。
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大使夫人は、慈善活動に熱心に取り組んでいる。
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彼は自分の夫人を誇りに思っている。
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標準
wife of a nobleman
作例 · 標準
平安時代の貴族の夫人たちは、華やかな衣装を身につけていた。
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殿の夫人として、彼女は多くの人々から尊敬されていた。
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その夫人には、優れた教養と品格が備わっていた。
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標準
consort (of the emperor) of the third rank (ritsuryō system)
作例 · 標準
律令制下では、天皇の夫人には特定の位階が与えられた。
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彼女は天皇の夫人として、宮廷内で重要な役割を担った。
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歴史書には、夫人の詳しい記述が残されている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
夫人(ふじん、ぶにん)
意味
- (「夫」は扶で、おっとを助けるの意)
- 他人の妻を敬って言う語。令夫人とも。
- 公人の妻の呼称または敬称。市長夫人・知事夫人・議員夫人。大統領夫人、首相夫人はファーストレディとも。
- 役職者の妻の呼称。教授夫人、頭取夫人、院長夫人、社長夫人。専務夫人。
- 特定の地域に住む人の妻のこと。
- 律令制における天皇の后妃の身位及び称号。皇后・妃に次ぐ地位にあり、定員は3名。位階は最低でも従三位・正三位を与えられる。天武天皇に3人の夫人が置かれたのが確認される最古の記録である。平安時代以降、妃・嬪(ひん)の号とともに次第に用いられなくなり淳和天皇期に事実上廃止され、夫人の地位は中宮・女御・更衣へと移行する。
- 后妃位の1つ。 秦から唐までの後宮における高位の妃嬪の汎称。特定の称号として三夫人(貴嬪・夫人・貴人)のうちの第2位であり、爵位としては公に相当した。
- 貴族の正室・配偶者に許された儀礼称号。「伯爵夫人」「男爵夫人」。夫人位、夫人号ともいう。
夫人を題する作品
皇后とならなかった天皇配偶者の夫人一覧
- 藤原宮子(684年? — 754年) - 藤原不比等長女
- 橘古那可智(? — 759年) - 橘佐為の娘、県犬養三千代の孫
- 南殿(? — 748年) - 藤原武智麻呂の娘、藤原不比等の孫
- 北殿(? — 760年) - 藤原房前の娘(母は牟漏女王)、藤原不比等の孫、県犬養三千代の孫
- 県犬養広刀自(? — 762年) - 県犬養唐の娘
- 藤原曹司(758年 — 793年) - 藤原永手の娘
- 高野新笠(? — 789年) - 和乙継の娘
- 紀宮子 — 紀稲手の娘
- 藤原旅子(759年 — 788年) - 藤原百川の娘
- 藤原吉子(? — 807年) - 藤原是公の娘
- 多治比真宗(769年 — 813年) - 多治比長野の娘
- 藤原小屎 — 藤原鷲取の娘
- 藤原緒夏(? — 855年) - 藤原内麻呂の娘
出典: 夫人 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0