理財
りざい
名詞頻度ランク #44750 · 青空 45 例
標準
finance
文例 · 用例
理財に長けた盲人なので、橋銭を朝から取り集めて夕方、役場へ納める間の七八時間ほどの間を、急場の金の入用者に融通して利金を取った。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
父は永年国家とか会社銀行とかの理財事務にたずさわっていたけれども、筆算のことにかけては、極度に鈍重だった。
— 有島武郎 『親子』 青空文庫
葉子の父は日本橋ではひとかどの門戸を張った医師で、収入も相当にはあったけれども、理財の道に全く暗いのと、妻の親佐が婦人同盟の事業にばかり奔走していて、その並み並みならぬ才能を、少しも家の事に用いなかったため、その死後には借金こそ残れ、遺産といってはあわれなほどしかなかった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
その次の方が、慶応の理財科の阿部さん、第一銀行の重役の阿部保さんのお子さん。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
なんでも先祖は菊池の家来であったが、菊池がほろびてからここに隠れて、刀を差しながら田畑を耕していたのだそうだが、理財の道にも長けていた人物とみえて、だんだんに土地を開拓して、ここらでは珍しいほどの大百姓になりすました。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
俺ア、また理財科だとばかり思つてゐたんだ。
— 牧野信一 『鏡地獄』 青空文庫
――せっかく理財科まで出て遊んでいるのももったいないからな」 さよは、「何故そんな上っ面で安心?
— 宮本百合子 『心の河』 青空文庫
それに、家の關係上、文學に少しでも手を出すなら、學校生活は續けられなかつたので、某校で理財科を終つてから、政治科をやらうと思つたのを斷念して、仙臺へ行つた。
— 岩野泡鳴 『神秘的半獸主義』 青空文庫
作例 · 標準
彼は理財に明るく、若くして財を成した。
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国家の安定は、優れた理財の手腕にかかっている。
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理財の才覚を活かして、会社の経営を立て直した。
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