報い
むくい
名詞頻度ランク #18286 · 青空 458 例
標準
reward
文例 · 用例
馬場は躊躇せず、その報いられなかった世界的な名手がことさらに平気を装うて薄笑いしながらビイルを舐めているテエブルのすぐ隣りのテエブルに、つかつか歩み寄っていって坐った。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
ちと人が悪いようなれども一切|只にて拝見したる報いは覿面、腹にわかに痛み出して一歩もあゆみ難くなれり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
お伽噺に於いては、たいてい、惡い事をした人が惡い報いを受けるといふ結末になるものだが、しかし、このお爺さんは別に惡事を働いたといふわけではない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
「昭公が、いま、別の生涯あるを知ったのは、永い間、生飯を施した鯉魚の功徳の報いだ。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
しかも努力は報いられず、外からは嘲笑と冷淡とを以て遇されて來た。
— 萩原朔太郎 『悲しき決鬪』 青空文庫
云ふならば、彼の所謂嬉しさの味とは、そこまでに到る彼の職業上の苦心努力の報いられた喜びに一そう強められた、その快感に外ならない。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
報いられる事薄かつた明治時代の文人の中でも、緑雨は恐らくその不遇なるものの隨一人だつたであらう。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
二人とも、おとなしくして、よく働いていればその報いとして、早くかえしてくれることに思って、常々から努めてきたのであった。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
作例 · 標準
長年の努力が実を結び、ついに成功という報いを得た。
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善行を積めば、必ず良い報いがあるだろう。
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彼の献身的な働きは、大きな報いとなって返ってきた。
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標準
punishment
作例 · 標準
悪事には必ず報いが来る、と祖母はいつも言っていた。
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裏切り行為に対する報いは、想像以上に厳しいものだった。
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彼の傲慢な態度は、やがて痛い報いを受けることになった。
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