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きん
名詞頻度ランク #6428 · 青空 419
1
標準
fungus
文例 · 用例
これらの動物は、神経を切られたり、動脈へゴム管を挿されたり、病を植付けられたり、耳にコールタールを塗って癌腫の見本を作られたりする。
寺田寅彦 病院風景 青空文庫
葡萄状球、連鎖状球に因る諸疾患にも卓效を奏するといふことだつたので、私は、それを、はじめて二錠服用したときから、既に恢復の一歩を踏み出したやうな爽快を覺えました。
太宰治 知らない人 青空文庫
悪い雲が低く傾いて、その欠け間から月を見せる、立木の腹が、夜光のでもあるように、ボーツと白く明るくなった。
小島烏水 雪中富士登山記 青空文庫
暗い、暑い、息詰る、臭い、ムズムズする、悪ガスと、黴に充ちた、水夫室だった。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
彼の腹の中では、百パーセントのアルコールよりも、「ききめ」のある、コレラが暴れ廻っていた。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
けれども、地上に資本主義の毒が廻らぬ隈もないように、彼の心臓も、コレラのために、弱らされていた。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
エー、それから、あ、それでよろしい」 船長は、黴を殺すために、――彼はそう考えた――高価な、マニラで買い込んだ許りの葉巻を、尻から脂の出るほどふかしながら、命令した。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
近代になって、これが各種の伝染病の運搬者、播布者として、その悪名を宣伝されるようになり、その結果がいわゆる「蠅取りデー」の出現を見るにいたったわけである。
寺田寅彦 蛆の効用 青空文庫
2
標準
germ