微生物
びせいぶつ
名詞頻度ランク #11713 · 青空 140 例
標準
microbe
文例 · 用例
かの女たちは小指のような微生物まで琥珀色の液体で染めた。
— 吉行エイスケ 『戦争のファンタジイ』 青空文庫
この山には古代の微生物の残骸が土のようになって、戸隠山へ寄った方に存する処がある。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
その魔物は、上は星辰の運行から、下は微生物類の生死に至るまで、何一つ知らぬことなく、深甚微妙な計算によって、既往のあらゆる出来事を溯って知りうるとともに、将来起こるべきいかなる出来事をも推知しうるのであった。
— 中島敦 『悟浄出世』 青空文庫
マラリアの病原菌は或小さな微生物にとりついて、それを寄生主にして生きてゐるもので、その寄生主がハマダラ蚊のからだの中に住んでゐるといふことを、ロッス少佐が根気づよい顕微鏡検査で見つけ出したのです。
— 鈴木三重吉 『パナマ運河を開いた話』 青空文庫
そしてこの、赤褐色の無数の浮漂微生物の群成に依る赤潮が、真珠養殖に取っての大敵である事を思い出したのです。
— 大阪圭吉 『死の快走船』 青空文庫
珊瑚礁を造った微生物と同じ微細な虫が、最初にパリを造ったと言われているだけに、このパリの街は石灰岩の塊から成り立ったような街である。
— 横光利一 『北京と巴里(覚書)』 青空文庫
坊間では進化学者として有名であるが、専門は微生物学で、慶応大学医学部の豫防医学の教授である。
— ――特に自然科学者に就て―― 『日本の頭脳調べ』 青空文庫
これ迄のフランス文化が自身の古い土壌の上で養分を吸いきり、地中の有害な微生物を、その根から駆除するためには、よほど深く鋭い鋤かえしが入用であろう。
— 宮本百合子 『よもの眺め』 青空文庫
作例 · 標準
土壌の中には目に見えない無数の微生物が住んでおり、枯れ葉などの有機物を分解して土に還している。
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顕微鏡で池の一滴の水を覗くと、活発に動き回る微生物の多様な姿を確認することができた。
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発酵食品の製造には、乳酸菌や酵母といった人間に有益な微生物のはたらきが欠かせない。
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ウィキペディア
微生物 とは、単細胞または細胞集団として存在する、または比較的複雑な多細胞からなる、微視的な生物である。
出典: 微生物 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0