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三昧

さんまい異読 ざんまい
名詞頻度ランク #10871 · 青空 709
1
標準
samadhi (state of intense concentration achieved through meditation)
文例 · 用例
単になるべく沢山の鳥を殺して猟嚢を膨らませるという目的ならとにかく、獲物と相対してそれに肉薄する緊張が加速度的に増大しつつ最後に頂点に到達するまでの「三昧」の時間に相当の長さのあることだけから見てもこれは決してそれほどつまらないものではないだろうと思われる。
寺田寅彦 鴫突き 青空文庫
一日の仕事が一段落ついて、今少しすれば食欲|三昧の時が来る。
岡本かの子 異国食餌抄 青空文庫
暑いも寒いも、夜の更けるのも腹の減るのも一切感じないかと思われるような三昧の境地に入り切っている人達を見て、それでちっとも感激し興奮しないほどにわれわれの若い頭はまだ固まっていなかったのである。
寺田寅彦 科学に志す人へ 青空文庫
即ち、氏は例へば、「戯作三昧」の如きに於て自己の体験を間接に取材化してはゐるが、現在までの処その直接に取材化された作品は全然無いと云つても好い。
――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 現代作家に対する批判と要求 青空文庫
ところが、ある夏の日に友人と二人で郊外の某|旗亭へ行ってそこで半日寝ころがって蜩の声を聞きながら俳諧三昧をやった。
寺田寅彦 ラジオ雑感 青空文庫
そこで与一は赤沢宗益というものと相談して、この分では仕方がないから、高圧的|強請的に、阿波の六郎澄元殿を取立てて家督にして終い、政元公を隠居にして魔法三昧でも何でもしてもらおう、と同盟し、与一はその主張を示して淀の城へ籠り、赤沢宗益は兵を率いて伏見竹田口へ強請的に上って来た。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
回教徒が三十日もの間毎日十二時間の断食をして、そうして自分の用事などは放擲して礼拝三昧の陶酔的生活をする。
寺田寅彦 映画雑感(3) 青空文庫
贅沢三昧の生活をしていながら、生きているのがいやになって、自殺を計った事もありました。
太宰治 小さいアルバム 青空文庫
作例 · 標準
彼は深い瞑想に入り、三昧の境地に達したかのように静止していた。
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雑念を払い、一心不乱に座ることで三昧の状態を目指す。
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三昧の境地から覚めた彼の表情は、驚くほど晴れやかだった。
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2
標準
being immersed in
作例 · 標準
休暇中は好きな本を読みふけり、読書三昧の日々を過ごした。
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「定年後は趣味のゴルフ三昧で過ごしたい」と彼は笑って話した。
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贅沢な温泉三昧の旅に出かけて、心身ともにリフレッシュできた。
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3
標準
prone to
作例 · 標準
彼は何事も人任せの、自分勝手三昧な振る舞いで周囲を困らせている。
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「そんな贅沢三昧な暮らしをしていたら、すぐにお金がなくなるよ。」
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悪口三昧の彼の言葉に、その場にいた全員が嫌な気分になった。
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ウィキペディア

サマーディ(Samadhi)の音写である三昧 は、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教、シーク教などインド発祥の宗教やヨーガにおける瞑想で、精神集中が深まりきった後に訪れる深い瞑想状態、またはその先のさらに深い宇宙意識状態のことを言う。三摩地(さんまぢ)、三摩提とも音訳され、定、等持と義訳される。

出典: 三昧 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0