神威
しんい
名詞
標準
god's majesty
文例 · 用例
合気の術は剣客武芸者等の我が神威を以て敵の意気を摧くので、鍛錬した我が気の冴を微妙の機によって敵に徹するのである。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
そして又其の靈光神威に勵まされたことは、御伽談の魔力ある寶物を掌裏にした人が、一切の困苦や厄難を物の數ともせざるが如く、如何に二人に無限の希望と怡悦と勇氣とを與へて、四圍の慘苦の光景に堪へ、一身の氣分を緊張せしめた事で有らう。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
何ぞ猥りに神威を疑ひ、大神の怒、天地滅尽、じゆいそぜらるの時来らむを恐れざるや。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
波は神威崎の沖合あたりもいと静かなりき。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
そういう貴様が神威を涜し、国体を誤る国賊ではないか……というたような気持であったと思うが、二人ともまだ十四か五ぐらいの腕白盛りで、そのような気の利いた事を云い切らんじゃった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
そもそも全国で合祀励行、官公吏が神社を勦蕩滅却せる功名高誉とりどりなる中に、伊勢、熊野とて、長寛年中に両神の優劣を勅問ありしほど神威高く、したがって神社の数はなはだ多かり、士民の尊崇もっとも厚かりし三重と和歌山の二県で、由緒古き名社の濫併、もっとも酷く行なわれたるぞ珍事なる。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
その神主は他国の馬骨で、土地に何の関係なければ惜し気もなくかかる濫伐を遂げ、神威を損じ、たちまち何方へか転任し、今日誰が何と小言吐くも相手なければ全く狐に魅まれしごとし。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
これらはいずれも神社合祀の励行より人民また神威を畏れず、一郡吏一村役人の了見次第で、古神社神領はどうでもなる、神を畏るるは野暮の骨頂なり、われも人なり、郡村吏も人なり、いっそ銘々に悪事のありたけを尽そうではないかという根性大いに起これるに出づ。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
作例 · 標準
古代の人々は、自然の猛威の中に神威を感じた。
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火山の噴火は、まさに神威を示す光景だった。
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神威を畏れ、人々は神社で祈りを捧げた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
神威
神威(しんい)
神威(かむい)
- カムイ — アイヌ語で神格を持つ高位の霊的存在。
- トヨタ・センチュリーのボディカラーのひとつで、エターナルブラックの別称。カラーナンバーは「202」で従来からあるソリッドの黒と同じ。
- 神威 (プロレスラー) — プロレスリングFREEDOMS所属のプロレスラー。
- 神威楽斗 — 日本の男性歌手Gacktの別名。
- 神威杏次 — 日本の男性俳優。
- 神威 (シューティングゲーム) — 同人サークルSITER SKAIN制作の縦スクロールシューティングゲーム。
- 架空のもの
- 漫画『銀魂』の登場人物。
- 漫画『烈火の炎』の登場人物。
- 漫画『NARUTO -ナルト-』の登場人物、はたけカカシの使用する瞳術の名前。
- 漫画『修羅の門』に登場する架空の古武術「不破圓明流」の技(奥義)の名前。
- 漫画『X』の登場人物。司狼神威(しろう かむい)。
- ゲーム『モンスターストライク』に登場するモンスター。
神威(かもい)
- 神威 (水上機母艦) — 日本海軍の水上機母艦。
神威(申威、シェンウェイ)
- 神威シリーズ — 中国の江南計算技術研究所が開発するCPU。英語での名称はShenWei、愛称はSunway、略称はSW。
- 神威・太湖之光(The Sunway TaihuLight) — TOP500ベンチマークで2016年6月期リストで1位となった、神威CPUにより構成されたスーパーコンピュータ。
関連項目
- カムイ (曖昧さ回避)
- 神威岳 (曖昧さ回避)
- 神威山 (曖昧さ回避)
- 神威岬
- 神威駅 — 北海道歌志内市にあった北海道旅客鉄道歌志内線の駅。
出典: 神威 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0