心意
しんい
名詞
標準
mind
文例 · 用例
つまり女も、また新しき男も、心意を実在と混同する底の、幼稚な者たちであつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
彼が這入つた時、教師達は誰も話をしてはゐなかつたが、それと知ると其処にゐた全部の者は一斉に、不馴れな人間に対する心意気のない、畏敬の表情を作つて差向けてゐた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
もしそれが成立つとしたら、心意といふものは存在を解消する。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
そして詩の芽生えが、子供の心意する夢の世界と、その幻想的なフエアリイランドに苗づいてることは言ふ迄もない。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
そしてこの種の夢想や熱意やは、すべて子供の心意の中に、童話として實在してゐるものなのである。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
心意氣を買つてくんな。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
そうして、「意気方」および「心意気」の語形で、「いき」は明瞭に「行」と発音される。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
また、「好いた殿御へ心意気」「お七さんへの心意気」のように、心意気は「……への心意気」の構造をもって、相手へ「行く」ことを語っている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
作例 · 標準
友人は私の心意を察して、そっと寄り添ってくれた。
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彼の心意に感謝し、私は精一杯の協力をするつもりだ。
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彼は私の心意を受け止め、快く引き受けてくれた。
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