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裾野

すその
名詞頻度ランク #22329 · 青空 639
1
標準
foot of a mountain
文例 · 用例
飛蟻とぶや富士の裾野の小家より 広茫たる平原の向うに、地平をぬいて富士が見える。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
しかし裾野の所々に熟したオレンジの畑は美しく、また日本の南国に育った自分にはなつかしかった。
寺田寅彦 二つの正月 青空文庫
旅館の主人、馬を勧め、剛力を勧め、蓆を勧め、編笠を勤む、皆之を卻く、この極楽の山、只一本の金剛杖にて足れりと広舌して、朝まだき裾野を往く。
――明治三十六年八月七日御殿場口にて観察―― 霧の不二、月の不二 青空文庫
馬返しより太郎坊まで、羊歯の小自由国や、蘚苔の小王国を保護して、樅落葉松の純林、戟を揃へて隣々相立てるあり、これありて裾野の柔美式なる色相図に、剛健なる鉄銹色を点し、無敵の冬をも呵して、一路空山|料峭の天に向ひて立つものあるなり。
――明治三十六年八月七日御殿場口にて観察―― 霧の不二、月の不二 青空文庫
二 裾野の水車 本年の富士登山二回の中、第一回は大宮口から頂上をかけて、途中で泊らず、須走口に下山、第二回は吉田口から五合目まで馬で行き、そこの室に一泊、御中道を北から南へと逆廻りして、御殿場に下りた。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
馬上|悠々、大裾野を横切ったのは、前の大宮口が徒歩(但し長坂までは自動車を借りた)であったから、変化を欲するために外ならなかった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
それらの山の裾へひろがるところの、違い棚のように段を作っている水田からは、稲の青葉を振り分けて、田から田へと落ちる水が、折からの旱天にも滅げず、満々たる豊かさをひびかせて、富士の裾野のいかにも水々しい若さを鮮やかに印象している。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
それだのに富士の裾野の水車は、水辺に夕暮の淡い色を滲じみ出した紫陽花の一と群れに交わって、丸裸のまま、ギイギイ声を立て、田から田へ忙しく水を配ばり、米を研ぎ、材木を挽いたりして、精を出して働いている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
作例 · 標準
富士山の裾野に広がる青木ヶ原樹海は、神秘的な雰囲気に包まれている。
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「この広大な裾野を利用して、新しい観光リゾートを建設する計画があるんだ」
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夕陽が裾野の向こう側に沈んでいくのを、家族みんなで静かに見守った。
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2
標準
range
作例 · 標準
「基礎研究の裾野を広げることが、将来の科学技術の発展に繋がるんだよ」
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サッカーの裾野を広げるために、各地で子供向けの無料体験教室が開催されている。
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趣味の裾野を広げて、これまで興味がなかった分野にも挑戦してみようと思う。
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