平野
へいや
名詞頻度ランク #8896 · 青空 2027 例
標準
plain
文例 · 用例
私は津軽平野のまんなかに生れたので、海を見ることがおそく、十歳くらいの時に、はじめて海を見たのである。
— 太宰治 『海』 青空文庫
著者は東京に住んで居ながら、故郷上州の平野の空を、いつも心の上に感じ、烈しく詩情を敍べるのである。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
ひとり車窓に目醒むれば汽笛は闇に吠え叫び火焔は平野を明るくせり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
久遠に輪※を斷絶するもああかの荒寥たる平野の中日月我れを投げうつて去り意志するものを亡び盡せり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
背後に楢の林を負ひ、周圍みな平野の麥畠に圍まれたり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
この辺の植物景観が関東平野のそれと著しくちがうのが眼につく。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
そして谷底まで下りた人の多数はそのままに麓の平野を分けて行くだろうし、少数の人はそこからまた新しい上り坂に取りつきあるいはさらに失脚して再び攀上る見込のない深坑に落ちるのであろうが、そのような岐れ路がやはりほぼ四十余歳の厄年近辺に在るのではあるまいか。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
登りつめると綺麗な芝を植ゑた斜面から玉川沿の平野一面を見晴す事が出來た。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
作例 · 標準
峠を越えると、視界の先には黄金色の稲穂が風に揺れる広大な平野がどこまでも続いていた。
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この平野は昔からたびたび川が氾濫して水害に見舞われてきたが、同時に肥沃な土壌をもたらした。
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関東平野の冬は、乾いた冷たい北風が吹き荒れるため、体感温度が実際の気温よりもずっと低く感じる。
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