裾
すそ
名詞頻度ランク #16827 · 青空 4932 例
標準
hem
文例 · 用例
何処かの女中が裾をからげて、下ばかりみながら近づいて来る。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
かの、君が幼な時汽車で通りかゝつた小山の裾の、春雨に打たれてゐたどす黒い草の葉などを、また窓の下で打返してゐた海の波などを…… ※ 実生活は論理的にやるべきだ!
— ―― a Cobayashi 『Me Voila』 青空文庫
飛蟻とぶや富士の裾野の小家より 広茫たる平原の向うに、地平をぬいて富士が見える。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
蚊屋の裾には黒猫が顔を洗っている。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
覘いている竹村君の後ろをジャン/\と電車が喧しい音を立てて行くと、切るような凩が外套の裾をあおる。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
しかし裾野の所々に熟したオレンジの畑は美しく、また日本の南国に育った自分にはなつかしかった。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
流しの板のすべりそうなのを踏んで向側へ越すと柵があってその上は鉄道線路、その向うは山の裾である。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
しばらくの別れを握手に告ぐる妻が鬢の後れ毛に風ゆらぎて蚊帳の裾ゆら/\と秋も早や立つめり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
作例 · 標準
「ドレスの裾が長すぎて歩きにくいから、少し持ち上げて歩きましょうか」
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泥はねで汚れてしまったズボンの裾を、急いでハンカチで拭き取った。
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お気に入りのジーンズの裾が擦り切れてしまったが、それがかえっていい味だ。
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標準
bottom part
作例 · 標準
カーテンの裾が風に揺れ、窓から差し込む光が床の上で踊っている。
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「棚の裾のあたりに埃がたまっているから、掃除機をかけておいて」
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建物の裾の部分には、補強のための石組みが頑丈に施されている。
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標準
foot (of a mountain)
作例 · 標準
山の裾には広大な牧草地が広がり、のんびりと牛が草を食んでいる。
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「富士山の裾は本当に広くて美しくて、どこまでも続いているように見えるね」
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山の裾にある小さな温泉宿で、静かに一晩を過ごすことにした。
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標準
tips (of hair)
作例 · 標準
「髪の裾のほうが傷んでいるから、数センチだけカットしてください」
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彼女の長い黒髪の裾が、歩くたびに背中でさらさらと流れている。
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ヘアアイロンを使って、髪の裾だけを内側にくるんと巻いて仕上げた。
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標準
downstream
作例 · 標準
川の裾のほうまで下りていくと、流れが緩やかになり川幅も広がってきた。
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「裾のほうにあるキャンプ場なら、水遊びもしやすくて子供たちも喜ぶよ」
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川の裾には多くの砂利が堆積し、独特の河原の風景を作り出している。
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ウィキペディア
裾(すそ)とは、元は膝から下という意味。転じて、衣服の下の方。また、その部分。 「御送り迎への人の衣の裾堪へがたう、まさなきことどもあり」(源氏物語桐壺より) 髪の毛の先。 「髪いとうるはしくてたけばかりに、裾いとふさやかなる。」(枕草子186より) 山の麓。 馬の脚。 物の端の方。下の方。末端。 川下。 数学の確率分布において、減衰している片端または両端を指す。累積分布関数をFとすると、累積分布関数の裾(裾分布関数、相補累積分布関数)Fは、F = 1 - F で定義できる。
出典: 裾 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0