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富士山

ふじさん異読 ふじやま
名詞頻度ランク #8731 · 青空 776
1
標準
Mount Fuji
文例 · 用例
あれが富士山だし、あれが長尾山だし、あれが大室山だし、みんなに名前があるぢやないの。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
富士山の中腹にも小富士といふ山があるし、それから大室山だつて長尾山だつて、みんな富士山と續いてゐる山ぢやないの。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
今となつてみると、新雪の輝やく富士山がよく見えぬからと言つて、出洒張つた杉木立の梢を恨んだのは、勿体ない気がする。
小島烏水 亡びゆく森 青空文庫
鼠色の印象(暴風雨前の富士山及び白峰山脈) 汽車の中は、蒸されるように混んだ、肘と肘と触れ、背と背と合された人々が、駅ごとに二、三人ずつ減る、はてはバラバラになって、最後の停車場から、大きな、粗い圏を地平線に描いて散った、そうして思い思いの方向へと往った。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
そのときは、富士山が、怖ろしく大きく見えたが、見ているうちに、細くなって莟んでしまった。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
富士山が、すッきりと立った。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
空々寂々の境で、山という山の気分が、富士山に向いて、集中して来る、谷から幾筋とない雲が、藍の腐ったような塊になって、立ち昇る、富士山はこの雲と重なって、心もち西へ西へと延びて来るようだ、蝕った雲の淵の深さが、何十尺かの穴となって、口が明く。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
空の気味の悪いほど、奥まで隙いて光っているだけに、富士山は繻子でも衣たように、厚ぼったくふやけている、いつもの、洗われたように浄い姿ではない、重々しい、鼠ッぽい色といったらない。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
ウィキペディア

富士山(ふじさん)は、日本の活火山である。標高は3775.56 m、山体の最高地点は3776.12mで、日本最高峰(剣ヶ峰)の独立峰で、その優美な風貌は日本国外でも日本の象徴として広く知られている。山梨県(富士吉田市、南都留郡鳴沢村)と静岡県(富士宮市、富士市、裾野市、御殿場市、駿東郡小山町)に跨る。

出典: 富士山 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0