芳枝
ほうし
名詞
標準
fragrant branch of flowers
文例 · 用例
本名は芳枝だが、余り色が白いのでこの家へ女中として雇われて来た時、途端にお雪という名をつけられたくらいである。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
幸い一命を取りとめ、手術もせずに全快したのは一枝や、千代やそれから千代の隣の水原芳枝という駅の改札員をしている娘たちの看病の賜といってはいい過ぎだろうか。
— 織田作之助 『電報』 青空文庫
途中、駅から帰って来る芳枝に会い、芳枝も乗った。
— 織田作之助 『電報』 青空文庫
」「松井芳枝って、誰?
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
」と芳枝さんが、きつい眼付をしてみせた。
— ――「小悪魔の記録」―― 『潮風』 青空文庫
芳枝さんは、向うにぼんやり立ってる佐代子に用を云いつけておいて、小皿の膳を運んできて、瓦斯ストーヴに火をつけた。
— ――「小悪魔の記録」―― 『潮風』 青空文庫
」 芳枝さんが小指を差し出すと、片野さんも小指を差出して、握りあって打ち振った。
— ――「小悪魔の記録」―― 『潮風』 青空文庫
芳枝さんの眉根にも、かすかな苛立ちがあった。
— ――「小悪魔の記録」―― 『潮風』 青空文庫
作例 · 標準
梅の芳枝を一本花瓶に挿しただけで、部屋中に春の香りが満ちた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼女は庭の金木犀から芳枝を折り、そっと彼に手渡した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
風が吹くたびに、沈丁花の芳枝が揺れて甘い香りを運んでくる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro