辞退
じたい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #13830 · 青空 841 例
標準
declining
文例 · 用例
お松は頻りに辞退したのを、母は無理にお松にやって、自分をおぶった。
— 伊藤左千夫 『守の家』 青空文庫
勲功によって貴族に列せられようという内意があったが辞退したので、爵位はその夫人に授けられ、夫人からその一人息子の John James Strutt(一七九六―一八七三)に伝えられた。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
その時レーリーからマクスウェルに送った手紙を見ると、ウィリアム・タムソンは決定的に辞退したから、是非ともマクスウェルが就任してくれるようにと勧誘している。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
ですから星野君はこの手紙のようなことを言っていますが、僕は辞退したいと思います。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
沢本 ガランスがなけりゃ、俺だって食えそうなものを辞退するわけじゃないぞ。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
そういうわけで十大弟子は自らその資格なしと知って、見舞いの使者を辞退しました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
……第一寄進に着いた電燈に対してもお鹿の女房が辞退するのを、遠慮は要らない、で直ぐに、あの、前刻のあれ、雛の栄螺と蛤の新聞包みを振下げて出た。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
小十郎は半分辞退するけれども結局台所のとこへ引っぱられてってまた叮寧な挨拶をしている。
— 宮沢賢治 『なめとこ山の熊』 青空文庫