自体
じたい
名詞-接尾辞名詞頻度ランク #948 · 青空 1812 例
標準
itself
文例 · 用例
けれども、自体インテリがインテリであるためには、衣食住の先のこと、換言れば観念を必要とし、それに就て仕事をする場合にインテリなのである。
— 中原中也 『作家と孤独』 青空文庫
要するに不思議な運命のそれ自体単純にして、それを織成す無限に複雑な因子の離合の間に、今や我々に既に分つたことは、宮沢賢治は死後間もなく認めらるるに至つたといふことである。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
何しろ是等三様式は極めて短い詩形であるから、語自体の力が、語を駆使する作者の力よりも存外に大きいものであることは明瞭であらう。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
云へばいふ程、相手は心理的観察の対象を、益々得るといふわけだし、云ふ方は、益々話の内容自体の中に突き進むといつたわけだ。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
――然し、事象は歴史を織りなして行くであらうが、歴史が事象を織りなしてゆくとは冠履転倒のことであるから、時代なぞといふ方から文学を考へるよりも、文学者自体の実状を反省してみることは却て賢明なことであらう。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
「(前略)吾々は近代生活を唯一の文学的対象とし、そのために先づ吾々自体から旧い文学精神とその方法論を棄てる。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
自体芸術といふものは、それが研究の対象とされる限りに於ては如何にも科学的に闡明され得るものではあれ、制作される限りでは、生れるものであつて生むものではないのである。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
芸術といふものは、生活と平行して、絶対にそれ自体存在するものである。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
標準
one's own body
標準
originally