快諾
かいだく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #27517 · 青空 123 例
標準
ready consent
文例 · 用例
俺はそれが名誉であるとかどうとか云ふことを考へたならば、すぐよろしいと快諾すべきものであつた。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
坐った膝をもじもじさして、「ええ、御令室が御快諾下されましたとなりますると、貴下の思召は。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
石川千代松、厚木勝基、横山桐郎、山本清、正木不如丘、山本忠興、田丸卓郎、牧野富太郎、兼常清佐、鷹司信輔、辻村太郎氏等の諸学者等、自分とは一面識もない方々が、執筆を快諾して下さつた。
— 菊池寛 『「小学生全集」について』 青空文庫
自分は博士の快諾を得てすぐ引っ返したけれど、人力もなく電車もないのに気ばかりせわしくて五体は重い。
— 伊藤左千夫 『去年』 青空文庫
快諾を伝えてもらったのであるが、なお女はどうしようかと煩悶していた所へ源氏みずからが来てくれたので、それで旅に出る心も慰んで、あきらめもついた。
— 澪標 『源氏物語』 青空文庫
また夏目さんは他人に頼まれたことを好く快諾する人だったと思う。
— 内田魯庵 『温情の裕かな夏目さん』 青空文庫
そんな風で、いわばこちらで書き上げた物にただ署名してもらう位いにしても快諾されたことがある。
— 内田魯庵 『温情の裕かな夏目さん』 青空文庫
二葉亭は徳永とは初対面であったが、徳永の人物を臂を把って共に語るに足ると思込み、その報酬は漸く東京の一家を支うに過ぎない位であったが、極めて束縛されない寛大な条件を徳として、予ての素志を貫ぬく足掛りには持って来いであると喜んで快諾した。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫