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宏遠

こうえん
形容動詞名詞
1
標準
vast and far-reaching
文例 · 用例
その目的は宏遠であると共に、日本始まつて以来の難事業である。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
×祖宗宏遠の遺徳、世界博大の新智を御身一つに集めさせ給ひ、仁慈にして英明、威容巍巍と若やかに、天つ日を受けて光らせ給ふ陛下、ああ地は広けれども、何処ぞや、今、かゝる聖天子のましますは。
與謝野晶子 晶子詩篇全集拾遺 青空文庫
故に質を存せんと欲する者は先づ須らく理径明透して識量宏遠なるべし。
芥川龍之介 文芸鑑賞講座 青空文庫
吾人は、彼が西海を以て其政治的地盤としたるに於て、彼の家人をして諸国の地頭たらしめしに於て、海外貿易の鼓吹に於て、音戸の瀬戸の開鑿に於て、経ヶ島の築港に於て、彼が識見の宏遠なるを見る、未嘗て源兵衛佐の卓識を以てするも武門政治の創業者としては遂に彼の足跡を踏みたるに過ぎざるを思はずンばあらず。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
新体制といひ、国防国家の建設といひ、その言葉にはむろん宏遠な理想が含まれてゐるに違ひないけれども、国民各自の胸ををどらすやうな影像を浮びあがらせるのは、まさに今後のわれわれの仕事である。
岸田國士 青年へ 青空文庫
宏遠な天業の大範と祖神人の恩惠は忘れがちになつて、その道統から發達した現状の物質的文化の動きや色や音響の方にのみ多くを囚はれがちになり、それを基調とする輸入思想や學問の小智は、國家の母胎も、民族的本性を反省するに遑なく、唯、現代の機械的組織のみを論議するのであつた。
吉川英治 折々の記 青空文庫
」 ひとまず ババールは こうえんの ベンチで また かんがえごと。
BABAR ET LE PERE NOEL ババールとサンタのおじさん 青空文庫
作例 · 標準
彼の思想は宏遠で、時代を超えて多くの人々に影響を与えている。
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宇宙の宏遠さを考えると、人間の存在はあまりにも小さい。
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その哲学者の思想は宏遠であり、理解するには時間がかかる。
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