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長遠

ちょうおん
名詞
1
標準
文例 · 用例
」 王滝の戸長遠山五平は禰宜の家からそう遠くない住居の方で、この半蔵が自分の村に到着するのを今日か明日かと心待ちに待ちうけているところであった。
第二部下 夜明け前 青空文庫
もとより彼は王滝の旧戸長遠山五平と前に力をあわせ、互いに寝食を忘れるほどの奔走をつづけ、あちこちの村を訪ね回って旧戸長らの意見をまとめることに心を砕き、そのために主唱者とにらまれて戸長を免職させられたくらいだから、今度の発起者側からの頼みに異存のあろうはずもなかった。
第二部下 夜明け前 青空文庫
彼が王滝の戸長遠山五平らと共に出発した最初の単純な心から言えば、水と魚との深い関係にある木曾谷の山林と住民の生活は決して引き放しては考えられないものであった。
第二部下 夜明け前 青空文庫
「明朝午前十時東亜局長遠山彦太郎は霞ヶ関の東亜局を九十六号の自動車で出て、桜田門を通過して東京駅に向かうことになっている。
平林初之輔 鉄の規律 青空文庫
」 いつのまにか彼の後ろへ来て立っていた東亜局長遠山彦太郎閣下が、葉巻を口からはなしながら言った。
平林初之輔 鉄の規律 青空文庫
「東亜局長遠山彦太郎閣下」と彼は読みはじめた。
平林初之輔 鉄の規律 青空文庫
それに感謝すべきことは、船長遠藤友吉、機関長鈴木豐馬、事務長吉田信夫諸君、その他船員達の接客法が一層誰れにも快適の感を与へたことであつた。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
今日も、この隣組では、焼夷弾に対する消火の演習をすることになり、群長遠山春樹の指揮で、ひと通りバケツの持ち方、梯子の登り方などを稽古した。
岸田國士 荒天吉日 青空文庫